タイトル

青函フェリー「はやぶさ」で津軽海峡を巡る旅

こんにちは、旅行好きの皆さん!新しい旅の一手が今、再注目されています。そう、青函フェリー「はやぶさ」で青森と函館を巡る旅です。

津軽海峡は、北海道と本州を分ける海峡で、日本の象徴的な風景の一つとも言えます。この海峡は、西側が日本海に、東側が太平洋に開いています。海峡の最狭部は約20キロメートルと非常に狭く、その結果、非常に強い潮流が発生します。また、津軽海峡は観光地としても非常に人気があります。例えば、冬季には流氷が見られることで知られ、これは特に東側の岸辺から観察されます。また、海峡を渡るフェリーは、自動車や旅行者を輸送するだけでなく、美しい風景を楽しむための旅でもあります。このフェリー旅行は、青森から函館まで、またはその逆のルートで行われます。さらに、津軽海峡は日本の文化にも深く影響を与えています。有名な民謡である「津軽海峡冬景色」は、この地域の厳しい冬の美しさと哀しみを描いています。

北海道新幹線が開通した現在でも、その価格の魅力から青函フェリーが再評価されています。この記事では、青函フェリーの予約方法や乗り方、アクセス方法などを詳しくご紹介します。また、函館観光情報も一緒にご案内するので、ぜひ参考にしてください。

青函フェリーとは何か、その概要からご説明します。
「青函フェリー」とは、青森と函館を結ぶ海上交通ルートのことを指します。この航路では、もう一つのフェリー会社「津軽海峡フェリー」も運行していますが、青函フェリーの最大の魅力は、その手頃な料金設定です。航行時間は約4時間弱で、1日8往復を4隻のフェリーが担当しています。

青函フェリーには複数の割引制度があります。往復割引では14日以内の復路乗船で1割引き、学生割引では学生証提示で2割引き、そして期間限定の割引クーポンも利用可能です。チケット予約は青函フェリーのWebサイトから行うことができ、詳細は同サイトで確認できます。

函館と青森は、津軽海峡を挟んで向かい合っていますが、古くから交流があります。津軽海峡を隔てていても、青函トンネルやフェリーを利用すれば、気軽に行き来することが可能なんです。

具体的な予約方法や乗船手続き、そして青森からフェリーターミナルへのアクセス方法についてご紹介します。

まず、予約方法ですが、窓口や電話で直接予約することができます。また、ウェブ予約も可能です。予約は必須ではありませんが、満席の場合もあるので事前に予約しておくことをおすすめします。車を利用する場合は、車の長さとナンバー、バイクは排気量とナンバーが予約時に必要となります。

当日フェリーターミナルに到着したら、乗船申込書に記入し、窓口で手続きを行います。申込書は窓口に提出し、料金を支払うと手続き完了です。支払いは現金かカード一括払いのみで、手続きは出発30分前まで可能ですが、混雑時は早めに到着することをおすすめします。

フェリーターミナルへのアクセス方法ですが、青森港にある「青函フェリー」と「津軽海峡フェリー」のターミナルは少し離れているので注意が必要です。

青森駅からフェリーターミナルへは、観光ルートバス「ねぶたん号」が便利です。ただし、「津軽海峡フェリー」のターミナルと「青函フェリー」のターミナルは離れているため、乗り間違えないようにご注意ください。「青函フェリー」のターミナルへは、バス停からさらに5分ほど歩きます。

「はやぶさ」は2014年に就航した大型フェリーで、豪華さと機能性を兼ね備えています。300人もの旅客を収容でき、その設備は一見の価値ありです。乗船口は車両と共用で、注意深く係員の指示に従うことが重要です。多くのキャンピングカーとトラックを見かけました。きっと北海道の大地へ向かう旅行者やビジネスマンたちなのでしょう。

船内に一歩踏み入れると、フェリーであることを忘れてしまうほどの美しさに圧倒されます。客室は1階と2階に分かれ、バリアフリー対応で利便性も抜群です。特に注目すべきは「ステートルーム」。これは青函フェリー初の個室で、ちょっと豪華な船旅を楽しむのに最適です。

また、自動販売機で飲み物やカップラーメン、お菓子などが手に入ります。また、横になることができるカーペットエリアもあります。1階に2部屋と女性専用エリアがあり、2階にも1部屋設けられています。この日は混雑していませんでしたが、繁忙期には早めの確保が必要かもしれません。

そして中央あたりにはインフォメーションエリアがあり、航路や観光情報をチェックすることができます。コンセントもあり、スマホやPCの充電も安心。さらに無料Wi-Fiも提供されていますが、携帯の電波もほぼ途切れることはありませんでした。

津軽海峡を渡る船旅「はやぶさ」の終盤を迎え、ついに函館に到着しました。函館の港では、車両が先に下船し、私たち歩行者は若干の待機時間後に北海道の大地へ。お別れは名残惜しいですが、ここからが新たな旅の始まりです。

フェリーターミナルからは、「北海道観光バス」が便利で、函館駅や湯の川温泉方面へ向かいます。特定の便ではフェリー到着後にバスが接続しており、ターミナルからは約10分で函館駅、約25分で終点の上湯川町へ到着します。

万が一接続バスに乗り遅れた場合でも、ターミナルから徒歩10分の「北浜町」バス停が利用可能です。ここからは函館駅、五稜郭、トラピスチヌ修道院、湯の川駅方面へのアクセスが可能です。

青森から函館までの移動は新幹線とフェリーが主流。時間を重視すれば新幹線、コストを重視すればフェリーが選択肢になります。特に自動車での移動は青函トンネルを通行できないため、フェリーが唯一の選択肢です。

今回の私の旅では、「はやぶさ」を利用しました。その魅力は、価格の手頃さだけでなく、津軽海峡の風景を海上から楽しみながら移動できること。新時代の令和に入っても、旧式と思われがちな船旅が新たな体験として生まれ変わりました。あなたも、ぜひ一度は「はやぶさ」での船旅を体験してみてください。

0コメント

  • 1000 / 1000